相続現場の本音

納税・物納について

物納はいつまでかかるのか!? Cさん

Cさんの父親は平成12年に亡くなり、
翌年の平成13年に相続税の申告をしました。

農協の税理士さんに試算してもらったときは相続税は10億円
とした資料がありましたが、申告はこちらでコーディネートしましたので、
可能な限りの節税方法を検討しました。

土地の評価を下げることや遺産分割の割合を工夫して
配偶者の無税を利用することなどの工夫をした結果、
税額は6億8千万円、納税は3億4千万円で申告をすることができました。

納税のうち1億4千万円は物納、
残りは銀行借り入れで納税をすませました。

Cさんにすればこれで終わったと思いたいところですが、
物納がなかなかはかどりません。

担当者が毎年変わり、管轄の部署や税務署が変わり、
申告より3年半がすぎた今でも手続きは完了していません。

しかし、税務署からの条件はすべて
期限内に整えて満たしており、Cさん側の落ち度はないばかりか、
毎年の固定資産税は持ち出しはやはり不満とのこと。

物納する相続税には金利がつかないのがせめてものなぐさめですが、
税務署は物納に3年半もかけないといけないほど
物納が混んでいるのか?引き継ぎがうまくいかないのか?
民間では考えられないほどのスローペースで、理由も不明です。

物納システムは破綻している
・・・と思いたくなるのが、まぎれもない現実です。

16.11.07 理事長 曽根恵子   

相続実例ReportMail Vol.21(2004.11.08発行)より抜粋)

株式会社 夢相続 : 2005年08月09日


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