相続現場の本音

贈与税の申告について

贈与は税務署にはバレないと言い張る税理士に不安なYさん

父親を亡くし、母親と弟と三人で相続を迎えたYさんですが、
申告は弟の妻の実家の顧問税理士に依頼しているとのこと。

その税理士は、会社の決算では1000万円程度の
使途不明金は当たり前で、税務署にはバレないと言い、
父親の預金が弟へ1億5千万円以上も贈与されていても
同様にバレないと言い張るのです。

不安になったYさんがこちらへ相談してこられました。

金額が大きいだけに、相続財産として申告するようにアドバイスしましたが、
申告しておかないと調査で指摘されることは必至と予想されます。

Yさんもその説明で理解し、税理士に
再三話をしても見解は変わらないとのこと。

相続では主に預金調査が行われるので、
故意に隠したという場合でなくても家族名義の預金を
相続財産として課税されます。

Yさんの場合は、明らかな贈与でしかも多額ですから
故意に隠せば悪質で重加算税を課税されることは
目に見えていると思えます。

Yさんは理解を得られなければ遺産分割に応じないし、
税理士を変えるという態度で臨むとのこと。

それにしても専門家であるはずの
税理士の言動はプロとしての認識を疑いたくなるばかりです。

相続に取り組む専門家の姿勢も問われるのではないでしょうか。


16.11.26 理事長 曽根恵子

相続実例ReportMail Vol.24(2004.11.29発行)より抜粋)

株式会社 夢相続 : 2006年04月17日


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