相続現場の本音

勝手に手続きされた遺言書

後妻に裏切られ続けた父親の無念を晴らしたい!Mさん

Mさんの母親は、Mさんが中学生の頃に病死されたため、
父親はすぐに後妻とその子を迎入れたとのこと。

後妻はMさんと兄に冷たくあたるばかりか、
父親にも同様な態度で接してきたということで、
それは普通では想像ができないくらいひどいことだったようです。

父親はMさん達に、後妻の自由にならない預金を
財産として残すから安心するようにと何度も話していたようです。

公務員を定年退職した父親には退職金が支払われていましたので、
Mさんはそのことだと受け止めていました。

ところが父親が亡くなってから、
「後妻に全財産を相続させる」という遺言書を見せられました。

とても真意とは思えず、調べてみると
預金は既に後妻やその子の名義にされています。

それも父親が入院中のことで、
どうやら勝手に手続きをされたように推測されるのです。

Mさんと兄は、財産をもらうことが目的ではなく、後妻の横暴を正して、
父親の権威を取り戻したいという気持ちで、財産公開と
遺留分減殺請求をすることにされました。

Mさんも県庁に勤める公務員で、責任ある業務をこなしながら
金融機関や公証役場、証人、等思い当たるところは全部動いて
証拠を集めて来られました。

父親の無念を晴らし、自分たちで納得しないと相続は終わらない
そういう気持ちなのでしょう。

せめて、相談してよかったと思って頂くことで
ほっとしてもらえれば・・・と切に思った体験でした。

16.12.26 理事長 曽根恵子

相続実例ReportMail Vol.28(2004.12.27発行)より抜粋)


株式会社 夢相続 : 2006年06月09日


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