相続現場の本音

相続対策・遺言 

お嫁さんには財産を渡したくない! Sさん

Sさんは8年前にご主人を亡くし、1人暮らし。
子供は長女、長男の2人ですが、ともに結婚して別世帯です。

Sさん夫婦は都内の主要駅の近くで商売をしていましたが、
60代で店舗を閉め、現在は貸し駐車場にしています。

その後他県に戸建てを購入しましたが、
やはり住み慣れた都内がいいとマンションも購入、
2軒の自宅を所有しています。

Sさんの悩みは長男夫婦に子供ができないことです。

長男は別居ながらなにかと面倒を見てくれており、
不足はありません。

長男の自宅はKさん夫婦が資金を出したことから
現在も3分の1はSさん名義です。

その家を長男に相続させることは異論はありません。

収益のある駐車場も本来は長男に相続させたいのですが、
このまま孫が生まれないと長男の相続では
嫁の権利が4分の3、長女が4分の1となり、不本意です。

Sさん夫婦が苦労して残してきた土地だけにS家で守りたいとのこと。
嫁には渡したくないというのが本音です。

そのためには、Sさんが遺言を書いて長女かその子(孫)に残すか、
あるいは長男に相続させるが、Sさんが遺言を書くと同時に
長男も、姉に相続、あるいは甥、姪に遺贈させるとする内容の遺言を
同時に書くようにすることが選択肢の一つだというアドバイスをしました。

長男の意向もあるのでよく相談されることもお勧めしましたが、
嫁はやはり他人ということで、子供がないとなおさらだということでしょう。

財産が関係するとより問題が大きくなり、深刻となります。

17.2.20 理事長 曽根恵子

相続実例ReportMail Vol.35(2005.2.21発行)より抜粋)


株式会社 夢相続 : 2006年08月10日


相続対策セミナー開催のご案内

株式会社 夢相続HPへ